令和5年5月19日より21日までの3日間にて執り行われました33年に一度の清水観音御開帳法要は多方面の皆様の多大なるご助力を頂き、無事に修行することができました。様々な形で御賛助を賜りました皆様方には誠に感謝を申し上げる次第でございます。また、御参拝を頂きました皆様にも御礼申し上げます。
天候の心配がある中で、おかげさまで五千人を超える参拝者の方に足をお運び頂き、役員はじめ、スタッフ一同、安堵の声が垣間見えました。
以下御開帳の様子をご覧ください
清水観音山門
清水観音本殿
法要開始時の様子
本殿にてご本尊様(千手千眼観世音菩薩様)にお供えする蜜湯、菓子、お茶の受け渡しをする様子(献供)
事前に申込みいただいた御祈祷札を香に薫じる様子
その功徳を十方へ行き渡らせるべく、功徳の風を巻き起こし、この地、この世界が安寧でありますようにと願います。(大般若転読)
最後に
この度、仏天のご加護により、清水寺別当 信達三十三観音第八番札所「清水観音御開帳大法要」の日を迎えることが出来ました。
お忙しい中、おいでいただきました御来賓の皆様には心より御礼申し上げます。また、これまで御理解と御協力を下さいました清水寺檀信徒、観音参りにて御参拝くださる皆々様に深く感謝を申し上げます。
本来であれば、三十三年に一会の「清水観音御開帳大法要」は、令和二年の開催予定でありました。しかし、コロナウイルスの発生は世界規模での大流行となり、催し物は世界各地で中止を余儀なくされ、当御開帳も開催することが出来ませんでした。
令和二年は、清水観音御本尊「千手千眼観世音菩薩」が子年の守り本尊でもあり、子年と三十三年に一会の御開帳が、百三十二年に一度重なるという特別な年でありました為、是非とも開催したいという思いがございましたが、当年はやむを得ず、内献にて疫病退散祈祷を致しました。
令和三年、四年となっても感染は治まらずに延期となりましたが、「清水観音御開帳大法要」は、三十三年に一度、脈々と受け継がれ行われてきた法要であり、希望を込めて延期という形をとり進めて参りました次第です。
そして、ようやく今年五月、極力の注意を払った上での開催をする運びとなり、大変嬉しく思います。御開帳実行委員、御協力頂きました皆様、また多大なるご寄付を寄せて下さいました皆々様には、深く御礼申し上げますとともに心より感謝を申し上げます。
最後までご覧いただきありがとうございます。
清水寺住職 菅野 靖久 九拝
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